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編集部 編集2課
2022年 新卒入社

入社の決め手は?
社員たちの楽しそうに仕事内容を語る様子や、社内全体の柔和な雰囲気に惹かれたため。

現在の業務内容

「言葉に携わりたい」という思いから文理に入社し、現在は小学生・中学生向け国語教材の企画・編集を担当しています。
編集の仕事は、まず教材のコンセプトや方向性を定める企画会議から始まります。企画の概要が固まったら、執筆者に対面またはオンラインで依頼を行い、執筆内容に齟齬が生じないよう入念に擦り合わせをします。
市販教材と塾・学校用教材の両方を担当していますが、利用するお客様やニーズが異なるため、制作で重視する点も変わります。幅広いお客様に手に取っていただく市販教材では、紙面にイラストを入れるなど工夫を施し、誰もが楽しく学べる雰囲気づくりを心がけています。一方、塾・学校用教材では内容のクオリティを最も重要視しており、とくに指導に役立つ解説部分は重点的に検討しています。
このように教材ごとに重視する点は異なりますが、編集者としては常に最適な形で仕上げることが求められます。編集の役割は、内容や紙面を繰り返し確認して整え、完成版を印刷所に受け渡すまで責任を持つことです。
また、表紙デザインや商品紹介ページなど、教材の見た目や販売施策にも携わっています。キャッチコピーや帯に入れる文言には編集者としての思いを込め、教材の魅力をお客様に伝えることも大切にしています。

やりがい・魅力

原稿や資料を確認し、内容を吟味して整理する「原稿整理」という作業に、大きなやりがいを感じています。国語では日本語を扱うため、読点の打ち方ひとつで意味が変化してしまいます。そのため、意味が正確に通っているか、他に正答が生じないかを慎重に確認し、必要に応じて他の担当者の目も借りながら、厳密に精査しています。特に読解問題では、文章の重要なポイントを的確にとらえ、それを設問や選択肢に落とし込めているかを考える過程に、難しさと同時に大きな楽しさを感じています。
また、国語編集ならではの魅力は、「すべての学びの基礎となる力を提供できること」です。昔から質にこだわった国語教材を届けてきた文理の編集者として、今後も学び全体を支える存在でありたいと考えています。
国語の編集は奥深く、まだまだ学ぶべきことが多いですが、尊敬する編集の先輩方の背中を追いながら、いつか自分も肩を並べられるよう、日々精進していきます。

今後の目標

今後はより仕事の幅を広げ、経験を積んでいきたいと考えています。編集という仕事はどうしてもルーティンワークが多くなりがちですが、ただの繰り返しにしたくはないと思っています。編集者としての経験はまだ浅いですが、多角的かつ柔軟な発想で、積極的に新しい企画を立てて実現していきたいです。
少子化が進む今、子どもたちを取り巻く環境は大きく変化し、提供できる学びも多様化しています。しかし、教育という分野がなくなることはありませんし、永遠になくなってはいけないと思っています。その中で実現可能な取り組みを見つけ、自ら模索し、発信していきます。

ある日のスケジュール

「よく働きよく遊ぶ」がモットーです!

10:30

出社

フレックスを活用。メール確認から始めます。

11:30

執筆依頼の事前準備

まとめた資料を見つつ、話す内容を確認します。

12:00

昼休み

同期と一緒にビル内の食堂でランチタイム。

13:00

原稿執筆依頼

執筆者とオンラインで打ち合わせをします。

15:00

校正者に打診

原稿の内容をチェックする外部校正者を決め、依頼のメールを送ります。

16:00

ゲラ確認

ゲラに誤字やレイアウトの崩れがないか確認します。

18:00

市場調査

新企画立案のため、競合品のデータをはじめとした市場調査を行います。

19:30

退勤

翌日の朝用にタスクリストを立ててから退勤します。

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